学長が語る!【英語のおすすめ参考書】

高校生専門の塾がおすすめする英語の参考書

大志学園の学長が、『塾』や『教育』のあるべき姿を語ります!

こんにちは、「大志学園」学長の芳谷 真宏です。

前回、【大志学園にとっての「勉強」とは?】の記事にて、大志学園の考える《勉強》についてお伝えしました。

・大志学園の勉強は以下の3つに分かれている
①できるところまで遡って勉強を始める
②基礎知識が定着したか、パーツチェックテストで確認する
③反復演習をする

・様々な知識を身に付け、考え、組み立てれば、どんなことでもできるようになる!

・正確に集積した過去の知識をふまえて、未来を作ることが『勉強』である。

今回は、そんな勉強に役立つ《英語のおすすめ参考書・問題集》と、その使い方について紹介します。

目次

今回紹介する参考書・問題集

今回ご紹介するのは以下の5教材です。
①から順番に取り組むのが理想です。
また、ある程度英語が出来る人は、①と②を飛ばしても問題ありません。

①高校新演習ベーシック英文法(エデュケーショナルネットワーク)
②高校リード問題集(教育開発出版)
③入門英文法問題精講 3訂版・入門英文法問題精講 4訂版(旺文社)
④基礎英語長文問題精講(旺文社)

①高校新演習ベーシック英文法

[blogcard url=”https://www.en-onlinestore.jp/shop/g/g17731-0011/”]

英語を苦手としている方におすすめの教材です。

こちらは塾用の教材ですので、本屋さんにはあまり売っていません。
購入したい場合は、インターネットで探すか、塾の先生に聞いてみましょう。

この教材では、文法の勉強を幅広く丁寧に行うことができます
高校1年生向けの内容という形式ですが、実際は中学内容の復習もできるようになっています。

②高校リード問題集

[blogcard url=”https://www.kyo-kai.co.jp/juku/kou/2329.html”]

①とおなじく、こちらも塾用の教材です。

内容はちょうど高校1年生レベル
①が終わったら、こちらに取り組むと良いでしょう。

①と②の教材の注意点

「高校新演習ベーシック英文法」「高校リード問題集」は、非常に幅広い内容となっています。

文法は全ての範囲を丁寧に学習できるため良いのですが、一方で、英単語の種類が多いのが難点です。
特に名詞の種類が多く、入試に出ないような難しい単語も含まれているため、一人でやると、どうしても時間がかかってしまいます。

効率良く進めたい方は、学校や塾の先生から覚えるべき単語を教えてもらうと良いでしょう。

③入門英文法問題精講 3訂版・4訂版

[blogcard url=”https://www.obunsha.co.jp/product/detail/034572″]

基礎をマスターしていて、入試対策を考え始めている方向けの教材です。

入試で出題されやすい英文法がまとめられており、使用されている単語も入試に出てくる単語が中心となっています。
英文法の応用問題に取り組みたいという方や、大学入試に向けて実力を上げていきたい方におすすめです。
(オススメは3訂版ですが、改定により現在通常で購入できるものは4訂版となっています。)

④基礎英語長文問題精講

[blogcard url=”https://www.obunsha.co.jp/product/detail/032963″]

英語長文の問題集です。
英文法をマスターした方におすすめの教材です。

進め方としては、まず、通常どおり問題を解き、丸付けをします。
その後、もう一度英文を精読して、「この句はどこを修飾しているのか?」「これは何詞なのか?」といった、細かい文法を確認します。
分からない単語があった場合、どんどんノートに書き出して覚えていってください。

間違った問題を見直すことも大切ですが、この問題集を解くときは、精読に時間をかけるようにしましょう
文章の構造が見えてきて、長文を読む力が自然と上がります。

参考書という名の『翻訳書』を読もう!

大志学園ではよく、「教科書や参考書を読みなさい」と言います。
それは、『日本語』という普段自分たちが使っている言葉で、頭の中の知識を整理してほしいからです。

英語は当然、外国語です。
数学も、「数式」という日本語とは違うルールで記された、なじみの無い表現です。

教科書や参考書は、その『日本語ではないもの』を『日本語』に翻訳してくれています。
その翻訳をじっくり読み、自分の言葉で考えて整理するという習慣をつけてください。

母国語で理解することは、学習内容の定着につながります。

赤本は入試直前まで手をつけないほうがいい

受験生の中には、志望校を決めてからすぐに、赤本に取り組もうとする方がいます。
しかし、赤本というのは早い段階で解くべきものではありません

なぜなら、入試問題は入試本番で解けたらそれで良いからです。
極論、赤本を解くのは入試1ヶ月前でも良いのです。

この夏の時期に赤本を解いたところで、《足りないことの発見》にしかなりません。
志望校とのレベルの差を感じて、焦ってしまうだけです。

今は、参考書や問題集で、基礎から知識を詰めていきましょう

実力が上がるのはこれからですよ!

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