「勉強」という枠組みを超えた様々なことを教えてもらいました。

坂口 魁さん (岸和田高校卒) 大阪市立大学 文学部合格

わたしは高校一年生の春からこの大志学園に通い始めました。
これは高校一年生の頃から大学受験に向けて勉強を始めたかったからではなく、中学三年生の頃の受験生生活に比べてその頃の生活があまりにも怠惰だったからです。

しかしその後、古代の宗教や思想、哲学に興味を持ち、それらに関する文献を読むのに高校生活の多くの時間を費やすようになりました。
おそらくこの時点で多くの塾では「今はそんなことしていて良い時期ではない。勉強に集中しろ。」と忠告を入れるはずですが、大志学園ではそれはむしろ歓迎すべきこととして扱ってくれました。
そして今でも読書を続けてよかったと思っています。
なぜならそもそも大学という場は「学歴」を手に入れて「会社に就職する」ための「過程」ではありません。
そこは「学問」をする場所です。
これを履き違えた結果、大学入学後に「スチューデント・アパシー」になるのでしょう。
そうならないためにも大学に入って何かをするということを「目的」にする必要があります。
そして、その「目的」となったのが大学で先ほど挙げた興味のあることを勉強するということだったからです。
ですので、こうした機会をつぶさないでいてくれたことには頭が上がりません。

しかし、確かにこうした御託を並べていても大学受験を乗り切れないのは事実です。
先ほどの理由から高校三年生までわたしは自宅では勉強に関しては学校の提出物や塾の宿題だけをする生活を送っていました。
それでも大学受験を乗り越えられたのは、大志学園で行われている普段の授業に加えた宿題サポートやフォローアップなどで基礎が固められたからだと思います。

これらのおかげで受験勉強を始めた際によいスタートを切ることができました。
また、前期試験がダメだったあとも後期試験に向けて頑張れたのは学長先生のおっしゃっていた「自律」の精神が養われていたからだと思います。
このように、大志学園では「勉強」という枠組みを超えた様々なことを教えてもらいました。
本当にありがとうございました。

学長ブログ

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