【2020年度入試】関西外国語大学入試説明会を実施しました

2019年度 関西外国語大学入学説明会を実施しました

大志学園で行われた、関西外国語大学入試課による説明会の内容・感想・レポートです。
説明会で教えていただいた学部の説明・入試情報など、入試直前の高校3年生に役立つ情報を載せていますので、ぜひご覧ください!

目次

関西外国語大学説明会in大志学園 レポート

2019/10/25(金)、関西外国語大学入試課の松木さんにお越しいただき、大志学園で説明会を実施しました。
松木さんには、以前、関西外国語大学にインタビューを行った際にもお世話になっています。

↓↓↓
【以前のインタビュー記事はこちら「関西外国語大学ってどうなん?」】

本日の説明会では、

・関西外国語大学の学部・学科の特長
・入試の種類・問題の傾向などの入試情報
・奨学金や入試検定料の仕組み

といった内容について、丁寧にお話ししていただきました。

説明会内容の一部をご紹介いたします!

①関西外国語大学の学科を一部紹介!

英語キャリア学科

英語キャリア学科は、英語に加えて、

・経済経営論
・マーケティング論
・国際関係論

など、社会科学の領域を学ぶことができる学科なのだそうです。

英語キャリア学科の大きな特徴は、

ただ英語を学ぶ留学ではなく、英語で学ぶ「専門留学」を行うという点。

英語そのものは関西外国語大学のなかで学びきり、3年次にカリキュラムの一環として行われる1年間の留学は、大学2年生までに興味をもった学問を、現地でより深く学ぶために行われるんだそうです。

英語キャリア学科は、「英語を喋れるようになること」ではなく、「世界を知り、グローバルな環境のリーダーとして将来活躍できるようになること」を目的としているんですね。

英米語学科

英米語学科は「Super IES プログラム」という留学に対応するための授業などを通し、高度な英語力を身につけることができる学科です。
また、留学先の大学での学びによって、英語力だけではなく、社会で役立つ「+αの専門性」を身につけることができます。

まず、英米語学科では、90分間、ネイティブの先生によるAll Englishの授業が、1週間でなんと12回も開講されています!
最初は聞き取れない・話せない状態であっても、毎日英語に触れつづけることで、自然と英語で理解し、英語で表現できるようになるのだそうです。

そして、留学に関しては、英語キャリア学科が「専門留学」で「留学期間1年(全員参加)」あったのに対し、英米語学科では「幅広い内容の留学」を「期間指定なし」で選ぶことができます。
選抜にはなりますが、留学先の大学で各自好きな科目を学べる「リベラルアーツ留学」を中心に、多彩な留学プログラムが用意されているそうです。

英米語学科に通うことで、「ただ英語を話せる人」ではなく、「英語を話せて、かつ専門的な分野の知識もある人」になることができるんですね。

②関西外国語大学の入試問題の特徴

公募制入試について

公募制入試は、関西外国語大学の中で、もっとも募集人数の多い入試です。
つまり、もっともチャレンジしやすい入試枠なんです!

試験は、

・英語1科目
・90分間のマークシート方式
・リスニングを含む

という形式になっています。

1回の受験で2学科の合否判定を行ってもらえますので、1日に2学科まで併願が可能です。
さらに、試験が2日間あるので、1日目と2日目で合計4つの学科を併願受験することも、同じ学科を2日間併願受験することも可能です。(短期大学部除く)

試験問題は、

大問①リスニング問題
大問②長文問題
大問③長文問題

という構成になっています。

問題内容は素直なもので、引っかけ問題などがあるわけではありません。
そのため、長文対策として「語彙力をさらに高める」ことが挙げられるそうです。

なお、「語彙力を上げる」というのは「暗記単語数を増やす」という意味だけではないと松木さんは言います。
例えば、「run」という単語には、「走る」以外にも「会社を経営する」「選挙に立候補する」といった意味があります。
このように、単語の意味を知っていくことも、語彙力アップにつながるんですね。

また、文法をきっちり覚えることも対策になるそうです。
というのも、公募制入試の長文問題の中には、文法さえ覚えていれば、長文を読まなくても解ける問題があるんです。
長文読解に時間をかけるためにも、このような文法問題を見逃さないように対策しておきましょう!

また、公募制入試にはリスニングがあるので、1日10~15分程度で良いので、日頃からネイティブの英語を聞き慣らしておくようにすると効果的だそうですよ。

一般入試(S方式)について

一般入試(S方式)は、英検やTOEFLなどの英語外部試験を加点要素として利用できる試験です。

一般入試(S方式)は、リスニングがなく、「資料を読み取って解く長文問題」を中心に、長文問題で構成されています。

資料というのは、短めの長文やグラフのことです。
それら4つ程度の資料を比較・検討しながら、後に設置されている問題を解いていきます。

一般入試(S方式)では、「英語の長文を、できるだけ速く、正確に捉えながら、他の文章と比較する力」が求められているんですね。
日頃から長文の読解力を鍛えておくことが対策につながります。

一般入試(A方式)について

一般入試(A方式)は、「英語」に加えて「国語(現代文・国語)」も試験科目に入るという点が、上の2つの試験との大きな違いになります。

英語は、公募試験と同じく、

・90分間のマークシート方式
・リスニングを含む

という構成になっています。

試験日は3日間あり、それぞれで受験できる学科が決まっています。(同日日程なら併願可能)

③奨学金について

関西外国語大学には給付型奨学金制度がありますが、対象になるのは

・一般入試(S方式)
・一般入試(A方式)
・短期大学部の一般入試(A方式)

のみなので、公募入試は対象になりません。

しかし、公募入試合格後、奨学金を狙いたいと思った場合、もう一度一般入試を受けることで、奨学金の対象に選んでもらうことも可能なのだそうです。
なお、2回合格した場合、入学金・授業料の重複がないようにしてもらえる返金制度も整っています。

給付型奨学金の対象者はそれぞれの学科から均等に選ばれるので、どの学科であっても給付してもらえる可能性があります。
ぜひチャレンジしてみてくださいね。

最後には個別質問も!

説明会後には、生徒一人一人の個別質問も受け付けていただきました。

個別質問の待ちには、長い列が!
みなさんの受験に対する熱意が伝わってきました。

関西外国語大学の公募入試出願は、10月21日(月)からスタートしています!
公募試験の日程は、11月16日(土)・17日(日)です。

外国語を学び、将来グローバルな環境で活躍したいと考えている方にはピッタリの大学です。
興味のある方は、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

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