【2020度入試】関西大学入試説明会を実施しました

2019年度 関西大学入学説明会を実施しました

大志学園で行われた、関西大学入試課による説明会の内容・感想・レポートです。
説明会では、学部別の受験方式を中心に、出願直前の高校3年生に役立つ情報をたくさん教えていただきました。

目次

関西大学説明会in大志学園 レポート

2019/12/10(火)、関西大学入試課の方にお越しいただき、大志学園で説明会を実施しました。

今回の説明会メインテーマは、『一般入試・センター利用入試における受験方式の違い』です。
関西大学の受験方式には、受験生がより高い点数を取れるような工夫が施されています!

内容の一部をご紹介しますので、今回、説明会にこれなかったという方も、ぜひ参考にしてくださいね。

関西大学の一般試験について

「学部個別日程」と「全学部日程」の違い

2月に実施される関西大学の一般入試には、

「学部個別日程」
「全学部日程」

の2種類があり、以下の2点に違いがあります。

①出願スケジュール

「学部個別日程」⇒センター試験前まで出願可能
「全学部日程」 ⇒センター試験後も出願可能

②解答方式

学部個別日程全学部日程
英語マーク方式マーク方式
国語マーク方式&記述式マーク方式
世界史・日本史・地理マーク方式マーク方式
政治・経済マーク方式&記述式マーク方式
数学記述式記述式
物理マーク方式&記述式マーク方式
化学マーク方式&記述式マーク方式&記述式
生物記述式記述式

難易度や出題傾向は変わりませんので、過去問題を解くときは、「学部個別日程」「全学部日程」関係なくチャレンジしましょう!

学部別の受験科目

関西大学では、基本的に以下の科目を受験します。

○文系(※)の受験科目

・英語(リスニング除く)
・国語(漢文除く)
・地歴、公民、数学のいずれか1科目

○理系の受験科目

・英語
・数学
・物理、化学、生物のうち、志望する学部学科が指定した1科目

※文理融合の「総合情報学部」「社会安全学部」を含む。

文系の主な入試方式

文系の主な入試方式をご紹介します。
このほかにも様々な入試方式がありますので、ぜひHPをチェックしてみてくださいね。

○3教科型入試

・英語(200点)
・国語(150点)
・地歴、公民、数学のいずれか(100点)

という配点で評価されます。
関西大学文系学部の一般的な入試方式です。

○3教科型 同一配点方式

・英語(150点)
・国語(150点)
・地歴、公民、数学のいずれか(150点)

という配点で評価される入試方式です。
英語が苦手な方、または選択科目が得意な方におすすめ。

○2教科型 英語外部試験利用方式

英語外部試験の一定スコア(※)を出願資格とした入試です。
英語の試験が免除され、以下2科目で受験できます。

・国語(150点)
・地歴、公民、数学のいずれか(100点)

※CEFR B1以上。英検なら2級以上、GTECなら960点以上。

理系の主な入試方式

理系の主な入試方式をご紹介します。
このほかにも様々な入試方式がありますので、ぜひHPをチェックしてみてくださいね。

○理科1科目選択方式

・英語(200)
・数学(200)
・物理、化学、生物のうち、志望する学部学科が指定した1科目(150)
という配点で評価されます。
関西大学理系学部の一般的な入試方式です。

○理科設問選択方式

入試当日、理科の設問を選択できる入試です。

関西大学の理科は、「物理」「化学」「生物」の1科目につき、それぞれ大問が3つ出題されます。

理科設問選択方式では、学部学科によって受験科目が2科目指定され、入試当日、その2科目、つまり大問6つの中から、4つの大問を選択して解答することになります。

自分の得意な科目の問題を多く選択できたり、当日、問題の難易度を見て問題を選択できたりする、お得な受験方法です。

配点は以下のようになります。
理科1科目選択方式に比べて、理科の配点が高くなっているのも魅力的ですね。

・英語(150)
・数学(200)
・物理、化学、生物のうち、志望する学部学科が指定した1科目(200)

一般入試の併願ルール

関西大学の一般入試では、1日1学部までしか受験できないというルールがありますので、注意が必要です。
ただ、日付が変われば、同じ学部も違う学部も、何度でも受験することができますよ!

また、理系学部であれば、学べる領域が近い学部が設置されているため、一部併願することも可能です。
詳しくはHPなどで受験要項を確認してみてくださいね。

関西大学のセンター利用入試について

センター利用入試には、以下の3種類があります。

○前期センター利用入試(センター試験前に出願可能)
○中期センター利用入試(センター試験前後に出願可能)
○後期センター利用入試(センター試験後に出願可能)

この中で特に注目すべきは、「中期センター利用入試」!

前期と後期はセンター試験のみで合否が判定されるのですが、中期センター利用入試に関しては、関西大学の一般試験入試(全学部日程)+センター試験で合否が判定されます。

一般入試で全学部日程を受ける方で、センター入試も受験する予定がある方は、中期センター利用入試を併用してみてはいかがでしょうか。
受験料はかかりますが、1回試験を受けるだけで、2回分のチャンスを得ることができますよ!

関西大学を受験するなら「基礎を大切に」

説明会終盤では、受験生の誰もが気になる

「一般試験・センター利用試験のボーダーライン」
「関西大学の受験問題の傾向」

を解説していただきました。
熱心にメモを取る生徒も多く、受験に対する真剣な思いが伝わってきました。

さらに、説明会終了後には、個別質問にも答えていただきました。
教室の前は、質問を待つ生徒で行列ができており、

「どうやって受けたらいいんやろう?」
「この方式やったら多分受かる!」

など、関西大学の入試の話題で盛り上がっていました!

関西大学では、正答率50%以上の問題が7割を超えているのだそうです。
つまり、入試問題は、高校で学習する基本的な内容が中心になっているんですね。

説明会では、

「難問・奇問は出ないので、みんなができる問題を制限時間内にしっかり解くことが、合格につながりますよ!」

というアドバイスもありました。

関西大学の受験を考えている方は、焦らずコツコツ、基礎をつみたてていきましょう!

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