同志社大学 2017年度受験の傾向から見る英語攻略法
同志社大学の2017年度受験問題における英語の傾向をまとめています。同志社大学の受験を考えている方は是非参考にしてください。
同志社大学の問題の傾向
1、長文
①空欄補充3つ
②同意表現選択9つ
③空欄補充の組合せ選択1つ
④同意表現9つ
⑤空欄補充2つ
⑥語句並び替え1つ
⑦本文の内容に合う英文選択8つの中から3つ
⑧下線部和訳1つ
2、長文
①空欄補充3つ
②同意表現選択10つ
③同意表現選択6つ
④本文の内容に合う英文選択8つの中から3つ
3、会話文
①空欄補充8つ
②和文英訳1つ
同志社大学では、小問の数などに多少の違いはありますが、すべての日程で上記のような形式が取られています。傾向として、空欄補充と同意表現選択が数多く出題されているため、本文中には(X)~(Z)、(a)~(j)、(A)~(B)、(ア)~(エ)、(①)~(②)、(あ)~(お)のように大量の空所や下線があり、全体的に読みづらくなっています。しかも設問ではまとまっているそれらの記号が、本文中ではバラバラに表れるので、空欄補充も解きにくく、時間がかかります。空欄補充を出来るかぎり先に解いておいて、選んだ単語を空所に書き込み、英文自体を見やすくするなどの工夫が必要になるでしょう。
同意表現選択では語彙レベルの高さが顕著に現れています。英検準1級~1級レベルの語彙まで対策ができていれば心強いです。
一方で、英文和訳・和文英訳は標準的なレベルなので満点を狙うこともできます。下線部問題は、ほとんどの場合、単独での解答ができる傾向にあるので狙い目です。
同志社大学の長文テーマの例
2/4、5、8のテーマです(カッコ内は語数を表しています)。難易度はセンターレベルのものから、やや難易度の高いものまで出題されています。論説文が多く、文化史的なテーマに加えて、オランダ、ポルトガルなどのマイナーな地域を素材としたものが選ばれる傾向があります。文系・理系テーマのいずれにも硬い文章が出る傾向もみられます。
2/4
1「青年期以降における友情の変化」(1033)
2「人工的な明かりのもたらす弊害」(740)
3「新学期を迎えた2人の女子大学生の会話」(482)
2/5
1「『すみません』を乱発する英国民」(937)
2「酪農大国オランダ」(895)
3「ポルトガル土産のいろいろ」(478)
2/8
1「極地方における氷床の縮小」(884)
2「先史時代における死のとらえ方」(866)
3「外国人同士の機内での会話」(451)
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