中間テストが終わり、いよいよ本格的に受験勉強に打ち込める時期がやってきました。
しかし、テストが終われば再び学校行事などがあり、なかなか勉強に集中できない人もいるようです。
「土台をつくる」ための「地均し(じならし)」の重要性
受験では「基礎が重要」という言葉がよく言われるのですが、受験勉強における基礎には二種類あります。
- 入試問題を解く上での基礎
- 受験勉強をする上での基礎
受験を家を建てることに例えるならば、入試問題を解けるようになることは、「家を建てる」ことで、問題を解く上での基礎は「土台づくり」です。
そして、受験勉強をする上での基礎は「地均し(じならし)」です。
しっかりとした土台があれば、そこに立派な家が建ちます。
これは受験勉強も同じ。
基礎ができていなければ、応用力は身に付きません。
また、しっかりとした土台をつくるためには、「地均し」が必要です。
1学期が終わるまでに必ず取り組んでほしいのは、「地均し」で、その内容は、受験で必要な主要科目(英語、数学)の基礎の理解と教科書レベルの復習です。
- 英文法
- 数学ⅠA・ⅡB・Cの範囲
これらは1学期の終わり(7月末)を目標に学習を進めなければなりません。
そう考えるなら、実質の学習可能日数は60日未満。
さらにこの期間には期末テストも控えているため、実際に基礎と向き合える時間は多くありません。
なぜ、1学期中に終わらせるべきなのか?
夏には入試問題を解くための基礎のである「土台づくり」を行い、2学期には「入試問題への対応力をつける演習」を行うためです。
この流れを円滑かつ効果的に進めるには、1学期中に「地均し」としての基礎の理解と確認を済ませておく必要があるのです。
しかし、早く終わらせようという思いの強い “こなす勉強”と丁寧に、時間をかけて“吸収する勉強”との意識の差が、夏以降の伸びを大きく左右することは心得ておいてください。
「早く終わらせること」も大切ですが、早いだけの“こなす勉強”になってしまっては、最終目標である大学受験で得点できません。
大志学園のサポート
大志学園では、毎年基礎の大切さを生徒に伝えながら、その習得を授業はもとよりフォローアップでサポートしています。
基礎をしっかりと身につけた受験生の中には、夏以降に驚くような成果を出す塾生も少なくありません。
私たちは、受験生の皆さんが「頑張ってよかった」と思える受験を迎えられるよう、これからも全力でサポートしていきます!
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