本日は5月20日、多くの高校生が中間テストに向けて頑張っています。
定期テストに向けてしっかりと勉強する時間は、習った内容を整理し知識を定着させる大切な機会です。
しかし現実は、テスト勉強中やテストが終わった直後に
「もう少し早く始めればよかった」「次からはもっと早くから勉強に取り組もう」と後悔する高校生が多く見られます。
定期テスト直前の勉強は、限られた時間の中で集中し、人によっては睡眠時間を削り勉強します。ですから体力的にも精神的にもストレスがかかります。その反動で、テストが終わると「やっと終わった!」という開放感に包まれて、暫く勉強から離れる期間を作ってしまうケースも珍しくありません。
ですが、“勉強をしない期間”が長くなると本質的な学力の向上は望めません。
定期テストは「短期集中型」、学力向上は「日常型」
定期テストは短期間で知識を詰め込む「短期集中型」の勉強です。これは、限られた時間内で成果を出すための処理能力を磨く、非常に価値のある期間です。一方、本質的な学力を付けるためにはテスト直前の勉強より“テストを意識しない普段の勉強”のほうがはるかに重要です。
テスト後すぐの行動が未来を変える!
受験生であれば、定期テストが終わればすぐに受験勉強にシフトしましょう。定期テストで高めた集中力の勢いをそのまま受験勉強に繋げることで、以前よりもさらに集中できる自分に出会えるはずです。
また、高1高2生は、テストが終わったならば、まずテストの復習を速やかに行いましょう。テストで解けなかった問題や範囲の復習をすることで、テスト範囲の内容を確実に自分のものにすることができ、次回のテストにも活かすことができます。
そして、「次からもっと早く勉強しよう」と思ったその気持ちを実行してください。
学校で習った内容を放置する期間を作ると、その期間の知識には穴が空き、その穴が増えると、勉強のペースは遅くなり、勉強に対するモチベーションの低下につながってしまいます。
「テスト後こそが成績を伸ばす最大のチャンス」
反対に、テストで高めた勉強の勢いを活かして勉強を継続すれば、理解力・暗記力・吸収力は定期テスト以前よりアップし、勉強に対するモチベーションもアップします。当然、成績も伸びていく好循環が生まれます。
定期テストはゴールではなく、新たなスタートラインです。皆さん、最後まで定期テストを頑張り、テスト終了と同時に、早速次の目標へ向かって走り出しましょう。
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