共通テストで仕上げた知識を活かそう!
先月、共通テストが終わり、国公立大学の出願も締切ました。
現在多くの受験生は私立大学の入試の真っ只中です。
前回のコラムでは私立大学の入試は期間が長く、受験回数は複数回になるため、緊張を維持することが合格のカギであることをお伝えしました。
受験生は最後まで緊張を切らさず頑張って欲しいと思います。
さて、私立大学の受験が落ち着いたら、次は国公立大学の2次試験になります。
受験生によって異なりますが、国公立大学の受験者は2月前半で私立大学の受験を終わらせ、国公立大学の2次試験の対策を始めます。
今年は国公立大学の前期試験の開始が2月25日からです。
2次試験の対策ができる期間は私立大学の入試が終わってからの約2週間です。
今までの受験勉強でも2次試験を想定しながら勉強をしてきたと思いますが、多くの受験生はこの2週間で追い込み、力を付けて志望校に合格します。
その理由は、共通テストで一度、整理し、仕上げた知識は2次試験での確固たる基礎となります。
2次試験は基礎的な知識や問題で得点を落とさないことと、各大学が求める水準に沿った応用力が求められます。
一度仕上げた知識があるからこそできる勉強が2次試験対策といえます。
逆転合格もある!
多くの現役生の学力は夏から秋そして冬に向かって力を付け、それに伴って成績も上がり、国公立大学の2次試験の対策期間で更に力を付けて合格ラインを越えて行きます。
実際に共通テスト後の各予備校が行う集計がD判定やE判定でも志望校に合格する受験生は少なからずいます。
一方、A判定やB判定でも油断していて不合格になってしまうことも珍しくありません。
国公立大学の入試は、共通テストの持ち点を活かした「先行逃げ切り」が基本ですが、2次配点比率が比較的高い場合は得意科目を活かした逆転合格もあることを理解しておいてください。
共通テスト後の判定で安心している受験生は、必死に追い上げてくる受験生がいることを忘れないで下さい。
また、ボーダー上で不安を感じている受験生は心配している時間はありません。
合格する強い意志を持って逆転合格を目指してください。
今まで頑張ってきた答えがあと少しで出ます。気持ちを緩めることなく最後まで頑張ってください。
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