後半戦、受験生が陥るワナ

2学期に入り、受験勉強は後半戦に突入しました。
それに伴い勉強内容も基礎の定着から、問題演習を中心とした実践力を鍛える段階へと移行しています。
いわゆる「インプット学習」から「アウトプット学習」への切り替えです。

ここで多くの受験生が陥りがちなのが、完全にアウトプット一辺倒になってしまうことです。
「アウトプットの勉強」つまり、過去問演習や模試形式の勉強は確かに大切ですが、この時期にそれだけに偏るのは危険です。

2学期の学習で必要なのは、

  • 新しい知識のインプット
  • 既に学んだ内容の復習
  • 実践形式の演習

この3つのバランスです。

受験の直前期は受験する大学の傾向に沿った対策を行うことが必要ですが、2学期のこの時期の勉強はまだまだ、知識を入れることも重要です。
知識は入れれば入れるほど抜け落ちる量も増えます。
だからこそ「勉強した分だけ復習に時間をかける」ことが欠かせません。
特に夏の終わりからは、今まで解けなかった問題が解けるようになることで演習中心に偏りがちですが、知識の詰め込みと復習を同時に行わなければ、本当の力にはなりません。

受験が近づくにつれて必要な勉強時間はますます増えていきます。
そのため生活リズムや効率を整え、勉強時間を確保する工夫が欠かせません。

2学期は「夏に努力した受験生の次なるステージ」です。
焦らず、自分の現状を把握し、やるべきことを丁寧に積み重ねていきましょう。

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