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TOEICが英語民間試験に活用できなくなりました

[記事公開日]2019/07/03

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TOEICが大学共通テストで利用不可に!?

2020年度以降の大学入試で活用される英語民間試験のうち、TOEICの利用が取り下げられることが決定しました。
有名な英語資格試験であるTOEICが突然大学入試を撤退したことで、受験生・入試関係者の間では動揺が広がっています。

「TOEIC L&R/S&W」の大学入試共通テスト撤退が決定

以下の記事にもあるように、2020年度からは大学入試改革が始まり、センター試験に代わって大学入学共通テスト(以下、共通テスト)が実施されるようになります。

しかし昨日、突然、TOEICを実施している国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)がTOEIC 試験(TOEIC L&RおよびTOEIC S&W)の大学入試英語成績提供システムへの参加を取り下げると発表しました。

TOEIC Testsは4技能を測定できる試験ではございますが、TOEIC L&RとTOEIC S&Wが別々に実施される形態となっております。
本システムへの社会的な要請が明らかになるにつれ、それらに対応するためには、受験申込から、実施運営、結果提供に至る処理が当初想定していたものよりかなり複雑なものになることが判明してまいりました。
このため、現時点において、協定書締結に向けた大学入試センターとの協議が完了しておらず、当協会として本システム運用開始において責任をもって各種対応を進めていくことが困難であると判断いたしました。

これ以上意思決定時期を遅らせることで、受験者の皆様をはじめ、保護者、学校関係者の皆様にご迷惑をおかけしないように、当協会といたしましては、「TOEIC L&RおよびTOEIC S&Wの大学入試英語成績提供システムへの参加申込を取り下げる」との判断に至りました。

文部科学省の大学入試センターは、これを受けて以下のように発表しています。

「TOEICⓇListening & Reading TestおよびTOEICⓇSpeaking & Writing Tests」の参加申込み取り下げの申し出について

〇令和元年6月28日に一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会(以下「IIBC
」という。)より、TOEICⓇListening & Reading TestおよびTOEICⓇSpeaking & Writing Tests(以下「TOEIC」という。)について、大学入試英語成績提供システムへの参加申込み取り下げの申し出がありました。

〇これにより、TOEICは、大学入試英語成績提供システムに参加しないこととなりました。

〇なお、平成31年3月28日に文部科学省より、一部の例外措置の対象試験にTOEICが含まれることが公表されています。今年度受験したTOEICの成績については、次年度における「例外措置」の対象に含めることとします。詳細については、後日文部科学省からお知らせいたします。

英語民間試験の「例外措置の対象」とは?

上に記した「一部の例外措置の対象試験にTOEICが含まれる」という文章ですが、この例外措置というのは、

・非課税世帯であるなど経済的に困難な事情を証明できる場合
・離島・へき地に居住または通学している場合
・病気等のやむを得ない事情により受検できなかった等の者であって特別に配慮すべきとされた場合

などに、前年度の試験結果を利用できるという措置を指します。

TOEICは大学入試への参加を取り下げたため、本来はこの措置の対象外となるのですが、高校2年生の方で既に共通テスト利用目的でTOEICを受験した方がいる可能性をふまえて、2020年3月までの試験結果は利用できるように定めたんですね。

ただ、これはやむを得ない場合の処置ですので、通常どおり高校3年生でTOEICを受験しようと考えていた方は、残念ながら他の英語民間試験の受験を考えなければなりません

TOEIC はなぜ大学入試を撤退したのか

昨年行われた文部科学省の調査では、TOEICを受けようと考えていた高校生は全体の1.8%であったとされています。
実際の人数にすると約2万3千人ですので、決して少ない人数ではありません。

また、TOEICは、早い時期から英語資格検定として教育現場に登場していました。
そのため、英語コースなどにおいて、全員TOEICの受験を必須としている、または受験料を学校側が受け持つなどして、受験を推奨している高校もよく見られます。
高校には馴染みのある英語検定試験だったはずなのです。

では、なぜTOEICは大学入試を撤退したのでしょうか?

今回TOEICが大学入試を撤退したのは、大学入試センターから、

・「聞く・読む」(L&R)と「話す・書く」(S&W)の試験が別日程であり、その日程も離れていたが、4技能の一体化を図るため、日程を近づけるように指示されたこと
・早い時期の受験での成績提出にも対応できるように、全体の日程を早めるよう指示されたこと
・「聞く・読む」(L&R)と「話す・書く」(S&W)の2試験の合計点数を足すだけではなく、申し込み段階からの一体性を要求されたこと

などが撤退の原因だと考えられています。

これらは、試験が2つに分かれていること、社会人の受験者が多いこと、世界共通日程で実施されていることなどから、日程がずらしにくいTOEICだからこそ発生した問題です。

TOEIC以外の7種類の試験は、予定通り実施される見通しですが、2018年の段階で参加資格を問う審査を通過していたはずのTOEICが、あと半年で受験可能期間スタートという時期に突然撤退したため、残りの試験は確実に実施されるのだろうかと不安の声も挙がっています。

2020年度以降の大学入試は今後さらに変わっていく可能性もあり、予想できませんので、最新情報を常にチェックしておかなければならないと実感しますね・・・。

共通テスト利用におすすめの英語民間試験

共通テスト英語民間試験は、大半の高校生が身近な「英検」を利用することになると考えられます。
国内最大級の英語資格試験ですので、対策も豊富ですし、馴染みもありますよね。

英検の次に多くなるのは「GTEC」「TEAP」でしょう。
GTECは株式会社ベネッセコーポレーションの作成している試験で、日本の中高生に適した内容が出題されます。
また、TEAPは上智大学と公益財団法人の日本英語検定協会が共同で開発した試験で、大学教育レベルにふさわしい英語力を測ることを目的に作成されています。

つまり、「英検」「GTEC」「TEAP」などの日本人向けの試験は、受験等で活用されることを見込んで開発されている部分があるため、高校の教育課程に沿った内容が出題されやすいのです。
本物の英語力を測るという点では世界共通の民間試験を受けることも大切ですが、「一番合格の近道になる民間試験」という観点では、出題傾向の面から見て、上記3つの試験がおすすめだと考えられますね!


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