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【大学入学共通テスト解説②】国語・数学の記述式問題の傾向は?

[記事公開日]2019/06/04[最終更新日]2019/10/04

カテゴリ:

大学入学共通テストの記述式問題に関する最新情報

試行調査(プレテスト)でわかった共通テストの最新情報!
国語と数学で出題される記述式問題の傾向・採点・配点の詳細について解説します♪

大学入学共通テストとセンター試験の違いは?

前回の記事で述べたように、共通テストとセンター試験の違いは、主に以下の3つです!


①出題形式と難易度
②記述式問題の有無
③英語民間試験の活用

今回の記事では、「②記述式問題の有無」について詳しくお話します♪

⇒【①出題形式と難易度】の記事はこちら
⇒【③英語民間試験の活用】の記事はこちら

大学入学共通テストにおける記述式問題とは?

2020年度から実施される大学入学共通テストでは、「国語」と「数学」で記述式問題が実施されます!
「思考力・判断力・表現力」などを測ることが目的です。

2017年と2018年に実施された共通テスト試行調査(プレテスト)では、国語・数学それぞれ3問ずつ出題されました。

数学の記述式問題の配点は、100点満点中の15点分(1問5点)です。

国語の記述式問題の配点は、1点刻みの配点ではなく5段階評価となっており、それぞれの大学が定めた基準に従って5段階評価を点数化する仕組みとなっています。
そのため、場合によりますが、基本的には全体の2割程度の配点となります。

なお、試行調査(プレテスト)では、数学の中でも「数学Ⅰ」でのみ記述式問題が出題されており、「数学A」では記述式問題が出題されないことが分かっています。

試行調査(プレテスト)での文字数・出題形式・正答率は以下の通りです。

共通テスト国語の記述式問題 文字数・正答率

国語試行調査(プレテスト)実施年度問1問2問3
字数2017年度50字25字80~120字
2018年度30字40字80~120字
正答率2017年度43.7%73.5%0.7%
2018年度75.7%48.5%15.1%

国語では、最大120字の記述式問題が出題されましたが、2017年度の正答率はなんと0.7%


ほぼ全員が不正解だったんです・・・。

2018年度は、問題文で解答の書き出しを示すなどの工夫が行われ、正答率はなんとか15.1%まで伸びました。

また、2018年度の試行調査(プレテスト)から、漢字や送り仮名の誤字・脱字は、内容や文脈に影響を与えない程度のものであれば見逃すという採点基準が追加されましたので、それも正答率アップに繫がった要因だと考えられます。

実際の共通テストでも「解答の内容」が評価されますので、文字の正確さよりも内容を考えることに集中することをオススメします!

共通テスト数学Ⅰの記述式問題 出題形式・正答率

数学Ⅰ試行調査(プレテスト)実施年度(あ)(い)(う)
出題形式2017年度文章記述数式記述文章記述
2018年度数式記述数式記述文章記述
正答率2017年度2.0%4.7%8.4%
2018年度5.8%10.9%3.4%

数学は、2017年度・2018年度ともに、ほとんどが正答率10%以下という、国語以上に苦しい結果となりました。
数学の場合は、そもそも解答欄が空白という「無解答率」も高かったそうです。

2018年度は、2017年度に比べて記述式問題の分量や記述量が減りましたが、それでも正答率は低いまま。

このような結果だけ見ると、


「そんなにも難しい記述式問題が出題されるのか・・・」

と思ってしまいますが、実際は問題が難しかったわけではありません


マークシート式問題を含めた数学全体のボリュームが大き過ぎたことが、正答率の下がった原因だったのです。

シンプルな数式や短い文の記述であっても、全体的に時間が足りないので、手間のかかりそうな記述式問題を捨てた受験者が多かったのでしょう。

大学入試センターは、今後、全体の難易度や解答時間を配慮した記述式問題を作成していくと発表していますので、改善に期待しましょう・・・!

大学によって国語の記述式問題の配点・評価方法が違う!

共通テストの数学記述式問題については、マークシート式問題と同じ枠で配点されるため、全ての大学で100点満点中の15点として配点されます。

しかし、国語の記述式問題については、マークシート式問題とは別枠で、5段階に分けて評価されます。
そのため、大学の方針によっては、国語の記述式問題を採点から外すことも可能となっているのです。


ただ、ほとんどの大学は、その段階別評価を大学の基準に合わせて点数化し、国語の共通テスト全体の2割程度の配点としてマーク式問題に加点すると発表しています。

以下は、具体的な記述式問題の大学別利用例です。
東北大学は珍しい利用方法を採用していますので注意が必要です。

大学名記述式問題の利用例
名古屋大学段階別評価を点数化してマークシート式問題の得点に加点し、200点満点に換算。
琉球大学5段階ごとに加点する点数を定める。
加点の最高点は、マークシート式問題の得点と合わせた国語全体の満点に占める割合の2割程度。
(5割程度とする学科・専攻あり)
東北大学合否ラインに志願者が同点で並んだ場合、記述式問題の成績評価の高い志願者を優先的に合格とする。
(マークシート式の問題の得点に加算しない)

国公立大学では個別試験で高度な記述式問題が出題

国立大学協会は、2021年度入試以降の国立大学入学者選抜制度の基本方針で、「全ての受験生に個別試験で高度な記述試験を課す」としています。

共通テストの記述式問題は、解答の条件に合うように記述する問題であり、これだけでは正確な「思考力・判断力・表現力」が測れません。

そのため、国公立大学の個別試験では、共通テスト以上にレベルが高く、自由度も高い記述式問題が出題されるようになるんです!

2021年度以降に国公立大学を受験する場合、個別試験の記述式問題対策も重要になると考えられますね。

自己採点と実際の採点結果の不一致といった課題も・・・

共通テスト試行調査(プレテスト)、特に国語の試行調査では、「自己採点と実際の採点結果との不一致」が課題となりました。

2017年度・2018年度ともに、どの問題についても不一致率は30%前後を記録しています。
これでは受験生も自分の能力を正確に測ることが出来なくなってしまいますよね・・・。

今後、大学入試センターは、解答の許容範囲が分かるような冊子を作成するなどの対策を検討するそうです。

受験生が迷いなく試験に挑めるように、万全の対策を行ってほしいところですね。

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