関西学院大学の英語攻略法

関西学院大学 2017年度受験の傾向から見る英語攻略法

関西学院大学の2017年度問題における英語の傾向をまとめています。関西学院大学の受験を考えている方は是非参考にしてください。

目次

関西学院大学の問題の傾向

全学日程(2/3実施分)の傾向

1、長文(空欄補充6つ、同意表現選択6つ、本文の内容に合う英文選択9つの中から3つ)
2、長文(空欄補充5つ、同意表現選択2つ、内容一致3つ)
3、長文(空欄補充7つ、本文の内容に合う英文選択6つの中から2つ)
4、文法・語法(10個)
5、日本語訳が与えられた並び替え英作文(5つ)
6、長文(空欄補充10個)

関西学院大学の英語は、大問6つのうち4つが長文で難しいように感じられますが、よく見てみると空欄補充と同意表現選択がほとんどを占めています。つまり、本文を完全に理解できなくても、文法・語法の知識さえあれば解けるものがたくさんあるのです。内容一致においても、たとえば「no matter how ~」「whether ~」のような、同意表現を利用した問題も出題されています。このようなものを瞬時に判断することで、他の問題に余裕をもって取り組むことができるでしょう。

国際学部(2/1実施分)の傾向

全学日程の全問題に加えて、
7、長文(70~100字の説明、下線和訳、120~150字の説明)
8、長文(110~140字の説明、下線和訳、150~180字の説明)
が課され、試験時間も全体で165分となっています。

テーマは、7「ある言語が世界言語となるための要因」(1065字)、8「全世界的な通信技術の発展と経済関係の変化」(904字)で、ともに1,000字近いものになっています。

学部別日程(2/3以降)の傾向

全学日程とほとんど同じ構成ですが、1~3のいずれか2題に下線和訳が1つずつ加わり、5の並び替え英作文が2つになる代わりに和文英訳が1つ加わります。追加された記述問題では、整った解答を書くことよりも、すべての英語・日本語をくまなく訳すことを意識しましょう。

関西学院大学の長文テーマの例

2/1、2のテーマです(カッコ内は語数を表しています)。
難易度は主にセンターレベルで、文系テーマと理系テーマのバランスの取れた出題となっています。ぜひ参考にしてみてください。

2/1
1「手話言語の研究と言語処理、言語習得の問題」(673)
2「意思決定における関連要素、過程の多様性」(311)
3「ビッグバン理論を補完する膨張理論」(366)
6「とある未来のキャンパスライフのエピソード」(417)

2/2
1「遺跡から判明した古代のスポーツの機能」(824)
2「食物アレルギー増加の原因に関する諸説」(466)
3「天候と気候:定義と具体的な現象例」(501)
6「勉学を中心に過ごした夏休みをめぐる会話」(373)

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